ひとりごと ぶつぶつ

問わず語りの独り言です。よろしくお願いします。

きっと天職が どこかにあるんだと

 ここ最近、いやパートに行き始めてから間もなくからか、ずっとだが辞めたいと思っている。自分から応募しておいて何言ってるんだと呆れるがそう思っている。とみにここ最近は辞めるにはどうするかを考えてばかりいる。

 

 ただ闇雲に辞めてしまうのも知恵がないので次を探しつつとなる。

 

 そこでつい見てしまうのが求人サイト。出勤前に気持ちを盛り上げるために眺めている。いいところなぞ簡単に見つかるはずもなく、今の方がまだましだと自分を慰めてパートへ行く。

 

 面白いなぁと思うのが求人サイトによって得意不得意がかなりはっきりしているところだ。色々と個性があるからいくつもサイトが立っているんだと思う。ただ悲しいことに自分にはこれ、というサイトがまだ見つからない。

 

 いつか天職、というか「面白い」と思える仕事に出会えるんだろうか?

 新卒で入った会社はひとから人から勧められて入社試験を受けたら合格してしまった。かなり大手、かつ有名企業だったからという理由でそのまま入社したが人間関係を含んだ労働環境は最悪で、寿退社までひたすら我慢して辞めた。

 

 結婚後同じ会社にパートとして入った。今振り返ればそこそこいい環境だったが、出産直前で辞めてしまった。当時はパートでなくても出産・育児休暇はほぼ取れないし、

勤めたくてもどちらかの親の手(人手という意味での援助)がなければ共働きはできないような時代だった。

 

 そのため20年も専業主婦をやっていた。できれば続けたかったがそうもいかず、お金のために働くことになった。

 

 そういう動機でついた仕事だからつまらないんだよ、なぜ楽しいとか興味のある分野の仕事につかないの?と夫に言われた。

 なにきれいごと言ってるの、お金がないから働いてとお願いしてきたのはあなたの方でしょ、と言い返してみたかったが思わずこらえてしまった。彼の言い分はどこか正しいと私も感じているからだ。

 

 と書いてみて「言い返せないから職場で苦しい思いをしながら働いているのかな」とも思った。長いブランクのせいか仕事ができない、覚えられない自分に自信が持てなくていつも何かを我慢している。だから辛いのか。

 

 「お給料は我慢料」という人もいる。それも一理あるだろうが、自分が面白いこと、楽しいこと、興味をもっていることでお金をもらってはいけないのか。

 人生の残りが少なくなってきたこの年だから、せめて好きなことで、という願望はまだ持っている。それが非現実的とうっすら知りつつも。

 ということでこれからもボヤキながら求人サイトを見続けるのだろう。

いつか何かが見つかるまで。